カレパスGlobalとは
インターネットの普及や移動手段の高速化などで、資本や労働力が国境を越えて活発化する現代において日本のグローバル化も待ったなしの状況に置かれています。一方で、教育機関は日常タスクの負担増加など、様々な問題が発生し、なかなか本格的なグローバル化の対応などができない状況かと思います。
しかしながら、少子化などが続き、国力が低下していく中では、新しい世界をけん引するグローバルリーダーの育成はまったなしの状況であり、見過ごせない状況でもあります。
そこで弊社はこれまで、高等機関で「グローバル３０「国際化拠点整備事業(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業)」などのプロジェクトを経験してきたノウハウと、英語教育のシステム開発のノウハウを集積し、中学・高等学校様向けに海外大学への進学を支援するための仕組みとして「カレパスGlobal」のシステム開発に着手しました。本サービスでは、英語の学びに加え、その学習の成果が海外大学を含めた幅広い進路の選択肢（グローバル併願）として広がることを気づかせる様々な工夫をご提案しています。
このサービスを利用して、新たな、「グローバルリーダー」を育てていく仕組みの一例となることを期待しています。
カレパスGlobalの特長
特長1.
海外大学検索ツールで海外大学進学のための情報収集ができる「カレパスNAVI」
海外大学への正規留学を目指す際、どの専攻を選べばよいのか、どのように入学できるのか、など、日本と海外の違いにより情報収集が難しいのが現状です。そこで、「カレパスGlobal」の新しいサービスとして、海外大学検索ツール「カレパスNAVI」をご準備いたしました。「カレパスNAVI」では、日本語の学部系統名や奨学金・授業料での絞込み検索など、日本の中高生になじみのある検索インターフェースでの情報提供を実現しました。例えば英米の高校生が憧れるような名門大学の情報を”日本語で”検索することができます。また、高校在学中の数学・サイエンス要件など入学に必要な情報もあり、本格的な進路を決める３年時に必要な単位が不足するような事態を回避することができます。カレパスNAVIならではの貴重な情報も収集できるので、情報を最大限に収集し取捨選択させるナビゲーションツールとして、進路選択を支援します。
海外大学の2000を超える専攻から、日本の大学と同じような学部系統・専攻で簡単に検索できます。
海外大学には様々な特色があります。卒業年数や奨学金などの特徴から簡単に絞込み選択できます。
興味のある専攻選ぶと、入学要件、奨学金、授業料、取得できる学士号、卒業まで年数など詳細が一目で把握できます。
さらに、志望大学や進路先の動向などの情報を蓄積することにより、学校独自の知的財産を形成できます。海外大学の進路指導の経験値に頼らない、世界規模の進路指導が可能となります。また先生方の進路指導のナビゲーションツールとして活用していただくことにより、先生方の負担軽減も期待されます。カレパスNAVIの活用で、日本の大学にプラスした海外大学出願へと生徒の選択肢が広がります。
特長2.
海外大学への「合否判定」がオンラインで手軽に
「カレパスNAVI」のもう一つの特徴として「海外大学合否判定システム」があります。この合否判定システムは、カレパスNAVIで気になる大学をマイリスト登録し、保存されたマイリストから選んで合否判定を行います。
その材料として、英語力判定テストEAT（オプションサービス）スコアもしくはIELTS/TOEFLスコアと学校のGPA（海外大学合否判定の成績情報）をもとに、志望大学の合格の可能性を独自の判定基準で自動評価判定します。（日本の高校生が受ける模試のような感覚で自分の可能性を知ることができます。）
現在の英語力・学力総合的・客観的に判定し、志望大学までの距離を測ることで、生徒の選択肢を国内外に拡げる機会を提供します。
志望大学・専攻の合否判定が即座に表示され、さらには奨学金や入学方法により異なる合格基準それぞれの合否判定が確認できますので、生徒は自分に合った入学方法を選択することができます。
気になる大学はマイリストへ。保存されたマイリストから選んで合否判定を行います。
志望大学・専攻の合否判定が即座に表示されます。奨学金や入学方法により異なる合格基準それぞれの合否判定が確認できますので、生徒は自分に合った入学方法を選択することができます。
特長3.
英語力を底上げする カレパスENGLISH
海外大学進学を視野に入れる際、国や入学方法で求められる英語力は異なりますが、一般的にIELTS 5.5相当(CEFR B2レベル）の英語力が必要となります。しかし英語力は一朝一夕では身につきません。私たちが提供する英語で学ぶ力を育むeラーニングシステム「カレパスENGLISH」は、2,000時間超の学習コンテンツと定着率を高める独自のシステムで、「読む・聞く」といったレセプティブスキルを集中的に磨きます。生まれた国の言葉に縛られず、知りたいことを自由に学べる未来へ。カレパスENGLISHは、ITと良質な学習コンテンツを組み合わせることで、新しい英語の学び方を提案します。
カレパスENGLISHの豊富なコンテンツを通じて、Vocabulary、Grammar、Listening、Readingの4スキルを鍛えます。コンテンツ間で語彙の習熟状況を連動させているので、効率よく学習を進めることができます。
特長4.
世界と繋がるLive特別講義「Global Classroom」
「Global Classroom」とは、世界名門大学の教授や講師によって行われる専攻・分野のLive特別講義です。現地学部生が受ける授業と同等のクオリティで構成された講義では、その専攻の概要や将来どのように役立つかなどを具体的に学ぶことができます。2023年から始まったこの講義は、「国際関係学」、「心理学」、「コンピューターサイエンス」などのプロフェッショナルな講師陣による講義体験とアーカイブコンテンツで構成された「CLIL形式」の学習を通して、”何を学びたいか”に焦点を当て、将来のビジョンをとらえ、進路選択のヒントを得る機会を提供します。
ライブの特別講義なので、先生に直接質問することもでき、一般的な動画配信では味わえない、特別感を味わうことが可能です。
特長5.
海外大学への出願をオンラインで気軽に実現する「Uapply」
生徒・保護者にとって海外大学への出願は不安なものです。また、先生側の負担も少なくありません。そこで、「カレパスGlobal」では、「Uapply」という、海外大学への出願をコントロールするワークフローツールを提供しています。生徒・保護者が出願手続きのフローに従って進めていくので、全体が把握しやすく安心です。さらに掲示板形式で進捗を共有化していくので、生徒の進捗状況を可視化できるようになり先生方の負担も大幅に削減します。
